映画『魔女見習いをさがして』感想・レビュー「好き」で繋がる物語

雑記

おジャ魔女どれみ20周年記念作品「魔女見習いをさがして」を、アラサー女が1人で見にいってきました。
「当時おジャ魔女が大好きだったけれど、あまり内容を細かく覚えていない…」という温度感で足を運んだ結果、映画館を出る時には幸せな気持ちでいっぱいになりました。

かつておジャ魔女が大好きだった人みんなにささる、明るく優しい映画です。

この映画は完全に大人がターゲット。個人的にはターゲットにされた事実が嬉しかったです。

具体的には、以下の人々におすすめだと感じました。

おジャ魔女どれみが大好きだった人
おジャ魔女どれみを見たことがある人(内容の記憶があいまいでもOK)
幼いころ大好きだったモノや作品、大人になってからでも大好きになったモノや作品がある人 (『大好きなモノを思い続ける気持ち』は全く恥ずかしくないんだな〜と実感できます)

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簡単なあらすじ

おジャ魔女どれみ20周年記念作品ということですが、主人公はどれみたちではありません。おジャ魔女どれみという作品を、リアルタイムや再放送で見ていた3人の女の子(ソラ・ミレ・レイカ)たちが主人公です。

いろいろな悩みをもつ、世代や立場の違う3人の女の子たちが、おジャ魔女どれみという「共通の好き」で繋がっていく、というストーリーでした。

名曲「おジャ魔女カーニバル!!」にのせて…映画『魔女見習いをさがして』Final予告映像

感想(ネタバレあり)

以下ネタバレありで、感想を語ります。

オープニングのおジャ魔女カーニバルに涙

オープニングがおジャ魔女カーニバルの時点で泣けました。しかもただのおジャ魔女カーニバルではなくて、優しい曲調のアレンジバージョン。この時点で見てよかったです…。

おジャ魔女どれみ20周年記念作品『魔女見習いをさがして』特別公開~本編冒頭6分アヴァン映像~
公式youtube が映画冒頭6分を公開してくれています。オープニングも入っています。太っ腹。

演出について:おジャ魔女っぽさがつまった演出とテンポ感

全体的にめちゃめちゃテンポがよく、物語がどんどん展開していきます。

ところどころのコメディ風演出(デフォルメ顔や動き等)が、おジャ魔女どれみっぽい!
「こんな感じだったな~!」と、いちいち楽しい気分になります。

また、主人公女子3人の旅行が本当に楽しそうで、掛け合いが微笑ましくて、癒されました
写真をとりあったり、はしゃいだり。自分もすぐに友達に会いたくなり、一緒に旅行にいきたくなりました。

知り合ったばかりとは思えない仲の良さが、うらやましく微笑ましい。『おジャ魔女どれみ』の優しい世界観が好きという時点で、優しく温かい関係になるのは間違いないのかもです。

大好きなモノや推しがいて、そこから繋がって、友達になる。こんなに嬉しいことはないよな~と感じました。
私自身、趣味を通じて繋がる関係性に憧れはあるものの、深く踏み出せたことが無いので、3人が眩しく見えました。ただ、「日常の中で他人と好きなモノを共有出来た時の喜び」は、数段嬉しいことを知っていたので、微笑ましく眺め、共感できたポイントです。

キャラクターについて

3人(ソラ・ミレ・レイカ)の推しキャラクターが、それぞれ自分にない魅力を持つキャラクターに設定されていて、共感しました。特に一番はづきちゃんっぽい、おしとやかなソラが、明るく人気者のどれみちゃん推しという設定がリアルでした。
3人の関係性もよかったです。お互いに喧嘩もするし、勇気を出した結果が全て上手くいく訳ではないけど、基本的に3人は優しい存在でいてくれることが素敵だと思いました。

おんぷちゃん好き男子(大宮)が、おんぷちゃん推しがバレてうろたえるシーンでは、映画館内にいた男子たちの笑い声がきこえてきました。映画館への来場がちょっと恥ずかしかったのかな?と想像し、微笑ましかったです。

声を声優さんではなく芸能人の人々が当てているのですが、私は違和感なく楽しめました。百田夏菜子ちゃんの声がどれみちゃんに似ていて、演技もよかったです。

ストーリーやテーマについて

全編を通して、「魔法に頼る」のではなく、「勇気をもらう存在」として魔法(どれみちゃんたち)を描いているのが良かったです。
自分の勇気を信じて3人が前に進んでいく様子に、元気をもらえました。
映画をみた人が、おジャ魔女どれみを大好きだった思いを大切に、今の現実を生きよう、と思えるような素敵なつくりでした

最終的な、「みんながもっている魔法」という落としどころも、温かく涙を誘いました。

他人から見たら、まるで魔法みたいなところ。仕事がバリバリできるのも、絵が描けるのも、相手のことを思って悩むことができるのも。

自分にも、他人から見れば魔法みたいなところがあるかもしれない?と思える作りになっていて、映画を見た人の背中を押してくれています凄く現実的で、優しい落としどころでした。

ラストシーンもよかったです。
ほんとうにどれみたちがでてくるわけではなくて、あくまで大切な思い出の中にいる、ずっと変わらず大切な存在としてどれみちゃんたちが現れて、いいラストだな、と思いました。
かつての幼い時の自分たちを眺めて、応援する。ちょっと冷静で、でも夢があるラストでした。

良くなかったところ

あえて良くなかった点をあげると、3人の持っていた悩みの解決は薄味で、あっさりと終わった印象をもちました。

解決されず終わった問題や、とんとん拍子で強引に進む問題があり、感動まではいきませんでした。
「日常の問題に、勇気をもって一歩踏み出す」ことが映画テーマの一つだと感じたので、これはこれでよかったのかもしれません。 

おわりに…

見に行く前は正直楽しめるか不安だったのですが、見て良かったとしみじみ感じます。

またおジャ魔女のテレビシリーズを見直したくなる、素敵な映画でした。

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